覺應山 龍泉寺について
龍泉寺 由来
覺應山 龍泉寺沿革

創立は天和元年。土肥町に位置する清雲寺の末寺であります。
その歴史をさかのぼると奈良時代より存在していたと伝えられております。
はじまりは奈良時代 役の行者がかつて朝廷から人心を乱した罪で伊豆へ流罪されており、その際に修験道を開いたのがはじまりとされております。
ご本尊を十界曼荼羅とし、旧天台宗と伝えられ、元々は恋人岬の近くにある、菅沼のだんばというところにありました。
開祖は台即院日順。
龍泉寺の道路からの入口に四つの石碑が今でも建っており、その中でも最も大きく古い「法界さん」は年号が磨滅しており、今では判読する事が難しいとされております。
伝承では「寶永」と書かれていたといわれています。
龍泉寺が菅沼のだんばより現在地に移転する時、檀家総代の提案により近くにある三島の大明神を祭った神社の故事に習い、藁束一輪を一本一本つなぎ合わせて、出来た土地を境内地としました。
龍泉寺は安政四年一月七日 同寺が火元で全焼しました。
その時の住職は二十三世玄貞院日顕上人の代といわれております。
この時の火事は中村の十八軒を焼きつくす恐ろしい大火となりました。
その後、明治五年に再び大火に遭い焼失し、再建されました。
なお、二十四世日理上人は名僧と名高く、明治の初期~三十二年まで住職し中興の祖とされております。
遠江で生まれ、本堂庫裡を再建し、本寺清雲寺より紫紋白の袈裟着用が許されておりました。
昭和になり、二十八世是光院日章上人が、本堂庫裡を新築し、現在に至ります。
年間行事
1月1日 新年祈祷会 午前0:00

新年のスタートと共に行います。
春彼岸(春分の日) 中日法要

仏様の世界・浄土のことを称し、彼岸といいます。
日々忙しさにおわれ周囲のことや友人・家族などに感謝の気持ちや自身の心を見つめ直し、悟りを感じる為に春、秋と1年間に2度、春分の日・秋分の日に中日法要を行います。
8月16日 盂蘭盆会 施餓鬼法要

俗に言う「お盆」です。
ご先祖様に感謝の念を送り供養をする大切な仏事です。
秋彼岸(秋分の日) 中日法要

春分の日と同じく、自身をとりまくあらゆる人々や物、全てに感謝の念を感じ、表わす仏事です。
秋分の日に行います。
11月8日 宗祖報恩会式法要

宗祖である日蓮聖人の涅槃会です。
日蓮聖人の教えをとうとび、偲び、南無妙法連華経に思いをこめて行います。
境内案内
本堂

龍泉寺本堂は創立してから何度も大火にあいながらにして多くの信仰によって助けられてまいりました。
心を落ち着け、南無法連経に耳をかたむけましょう。
水子供養塔

水子の命日やゆかりのある日には安らかな心で手を合わせてあげて下さい。
源頼朝が富士山頂から足をつけた路と言い伝えられている石

源頼朝が富士山頂から足をつけた路と言い伝えられている石が当寺の境内内にございます。
足を病んでいる人はわらじや花など供え、健康を願ったと言われています。
写真で見る龍泉寺
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龍泉寺へのアクセス
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運営会社
宗教法人 龍泉寺
代表役員:城和孝
住所:静岡県伊豆市小下田1349
電話番号:0558-99-0800